こんにちは!
隊長です!
今回のお話はちょっと怖い病気のお話です、、、。
実際に直近で僕が体験した体験談ですが、いつも通り少し長くなるのでご注意を。
目次
感じたことのない違和感
タイトルの通り、胃のことなのですが
僕は今まで胃が痛いとかそういうお腹系で悩んだり、入院したりみたいなことは一切ありませんでした。
ところが、つい3、4週間前からなんとなく胃に違和感を感じるようになりました。
違和感というのは、なんとなーく圧迫感があるというか鈍痛というか、、、。
なんせ今まで腹痛があってもう○こすれば治ってたもんですから
初めての体験なので言葉ではなんとも言い表せない違和感でした。
当初は「なんかおかしいなあ」くらいで、さほど心配もしていなかったのですが
3、4日経っても治らないこと、違和感がだんだんと痛みに変わってきたことで不安を覚えました。
痛みの種類はその時々で、かなり様々。
キリキリ痛むときもあれば、グググッと圧迫感を感じるときもある。
痛む場所もタイミングもバラバラでみぞおちあたりが痛むと思えば、おへその上下左右などなど。
寝起きが痛かったり、食事中、食後の痛み。
当然ですが、素人にはさっぱりわかりません。
市販の薬を飲んでみた
ですが、僕は病院に行く前に、まず市販の薬を試そうと思いました。
というかまず、「原因はなんなんだ」ってずっと考えてたんですが
いくら考えても本当に思いつかないんですよね。
頼りのグーグル先生に聞いてもわからないし、、、。
強いて言うならストレスくらいでしょうか。
自分で言うのもあれですが、割と神経質な方ではあると思うので
寝るときの騒音だったり、そういう些細な日常のストレスが溜まりに溜まって胃に負担がかかったのかなあと推測。
そこでまた、グーグル先生に聞くと、
ストレス性胃炎による胃痛にはライオンの「スクラート胃腸薬」がおすすめらしい。
↑こいつ
なるほど。
早速、薬局で買って飲んでみました。
1セット買うと、4日分入っていて朝、昼、夕食後に飲む普通の薬。
錠剤タイプと粉末タイプがありましたが、錠剤の方が成分が優れているということで錠剤をチョイス。
なんかお菓子のラムネみたいな臭いでした。
すぐに4日分飲みきりました。
全然効かねえ。
なんでだよ。
この薬が微妙だったのかなあということで、CMなんかで有名な「ガスター10」を飲むことにしました。
なぜこの薬にしたかというと、かなり強い薬らしく、第1類医薬品(販売に際して薬剤師による説明が必要)でもあるということで、これが効かないなら病院に行こうと思えたからです。
医者からするとかなりコスパが悪い薬らしいですが、まあこれで治れば良いやと思い服用。
でまあ、治んないですよね。
ようやく病院へ
というわけで、病院に行きました。
今日のネット社会は良くも悪くも情報で溢れているので
僕は自分の症状を調べているうちにすごく怖くなっていました。
というのも、「がん」とかいう2文字のせいなんですが。
あるあるですよねw
ちょっと体調崩したり、どこかを悪くしてネットで調べたら
重大な病気の症状に当てはまって不安になるっていうw
まあ、そんなこんなで病院に行く前から
僕の心は「胃カメラ検査をしてもらう」と決まっていました。
ちなみに、その時点での僕の症状をまとめるとこんな感じでした。
・胃痛
・えづくような咳(咳に関してはかれこれ10年ほど前から続いています)
上記の症状を医者に伝えると、食い気味で「逆流性食道炎」だろうと言われました。
まあ確かに僕もネットで調べてそうかなあ、とは思ってたので
「うんうん」と聞いてましたが、咳が出始めたここ10年間で胃痛が出たことはありませんでした。
内視鏡検査希望の旨を伝えると
「心配症ですね~w」と嘲笑されてイラッとしたのを覚えています笑
まあ、不安ならやっておきましょうということで、やってもらえることに。
それで何もなければ万事解決ですからね。
費用は保険適用で5,000円ほどらしい。
この不安が取り除かれるなら安いもんです。
大体2週間後に胃カメラを飲むことに。
胃カメラ当日
初めての内視鏡検査ということもあり、少し緊張。
前日は念には念をということで、18時頃から絶食。
絶対に胃はきれいなはず。
受付を済ますとお姉さんから胃をきれいにするという
カルピスのような液体を飲むように言われました。
調べると「ガスコンドロップ」という名前のシロップ状の薬らしいです。
胃や腸の中の中には、気泡状のガスが滞在しているらしく
それがあると胃腸の様子がよく観察できないため取り除く作用があるとのこと。
どおりで検査後、屁がよく出るわけだ。
熱も平熱だったので、早速検査室へ。
オペ台みたいなのに、体の左側を下にして横になります。
まず、喉にスプレー状の麻酔。
気持ち悪いですが、すぐに喉の感覚がなくなって腫れているような感じ。
そして、タイトルにもある通り静脈麻酔だったのですが、正直これが一番怖かったですw
自分の意識とは無関係に眠りにつくらしい。
その説明の通り、先生が「では今から麻酔の薬入れていきますね」と言った直後から記憶がありません。
恐ろしや静脈麻酔。
「終わりましたよー!」という看護師さんの声で目覚めました。
安楽死ってこんな感じなのかなあとかも考えちゃいました。
静脈麻酔後は体がめちゃくちゃフワフワしました。
気持ちいいくらいでしたね。
意識が朦朧というか。
そのオペ台のまま30分位寝てくださいと言われ
カーテンで仕切られた静かな部屋で寝ていました。
検査後
意識も少し回復して、先生からの説明。
そこで唐突な宣告。
先生「隊長さん、ピロリ菌が出ました」
僕「えっ、そうなんですか。」(まだ麻酔が抜けきっていないのとピロリ菌の脅威をよく知らない)
ピロリ菌ってよく耳にするけど確かによく知らない。
そこから詳しく説明を受けました。
カクカクシカジカ
要約すると、ほっといたらガンとかになるらしいです。
まじかよ、、、。
本当に胃カメラやってよかったと思いました。
聞くと、胃がんになる人のほぼ100%に近い人がピロリ菌陽性が確認されていて、
それほど胃がんとピロリ菌っていうのは密接な関係にあるらしい。
ピロリ菌
感染経路としては、汚い井戸水を飲んだりとか、感染者からの咀嚼された食べ物を食べるとか。
なんでも、大体5歳までくらいの子どもの頃にしか感染しないそうです。
一番メジャーな感染ルートは団塊世代以上の世代の親が井戸水や不衛生な水道水などで感染。
その親から食べ物を口移しで食べさせてもらったりとかで子どもにも感染します。
なので、僕が感染しているということは親も感染している可能性が高いので
このことを伝えて内視鏡検査をするように薦めてくださいと言われました。
さらに、ピロリ菌っていうのは自覚症状が通常はほぼないらしく
僕は現在20代なのですが、この若さで見つかるのはかなり早くラッキーだそう。
じゃあ、やっぱやってよかったんじゃねえか!!w
なにが逆流性食道炎で心配症だコノヤローw
ったくよー!って感じでしたが、
先生も真顔だったのでやばさは十分伝わりました。
この日から除菌が始まり、抗生物質生活がスタート。
それがこちら。
ボノサップパック800
一回に飲む量がハンパじゃないw
胃酸が分泌されている胃の中には酸性が強すぎて何かが棲めるような環境ではないらしいのですが、そこに棲むピロリ菌はものすごく生命力が強いので、この量の抗生物質になるのです。
(全てが抗生物質ではないですが)
そして、僕の胃はピロリ菌による慢性的な胃炎になっていたというわけですね。
胃が鳥肌のようになることから鳥肌性胃炎とも言われています。
(割と気持ち悪い画像なのであえて載せません。気になる人はググってみてください)
この胃炎が進行すると、色々経て胃がんになるそうです。
ちなみに、この1次除菌の成功率は70%ほどらしく、
1次で除菌できなかった場合は、抗生物質を変えて2次除菌をすることになります。
この2次除菌の成功率は90%。
ここで1次でダメだった人もほとんど除菌に成功するのですが、
100%ではないので稀に失敗する人がいます。
なので、それでもダメな人は3次除菌。
これも抗生物質を変えて除菌を行います。
それぞれ1週間1日2回服用することになります。
ここで、先生から強く警告されたことがあります。
それは、「チャンスは2回しか無いからね!」ということ。
なになに?2回ミスったらもう治らないの??とか思いましたがそうではないみたいです。
「保険がきくのは2回まで」ということらしいです。
つまり、3次除菌からは自己負担で診察代や処方せん代、薬のお金を支払うことになり、
大体3万前後はかかってくるらしい。(さっきから、らしいとかみたいばっかりですみませんw)
これを聞いた時正直3万なら全然安いわ!と僕は思いましたけどね。
そこケチるとこじゃないし。
癌になって死んだらお金なんてただの紙切れですから。
では、具体的にどう気をつけるかというと、
除菌中はしっかり抗生物質を効かすためにアルコールを控えるとか
飲むタイミングが重要になってくるので忘れずに飲むとか基本的なことですね。
ということで僕は今1次除菌中です。
この後、一旦2ヶ月ほど期間を空けて
ピロリ菌がちゃんと除菌できたかどうかの検査をしに行きます。
どうなったかはしっかり書くつもりなので続報をしばしお待ちを。
皆さんも少しでも違和感を感じたら
大げさかもしれませんが、内視鏡検査をすることを強く薦めます。
除菌ができたかどうかがわかったら続報書きます。
以上!